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モチベーションに頼らない★

資格試験対策などの長期間の学習において、多くの人が直面するのが「やる気が出ない」「モチベーションが上がらない」という壁かと思います。

しかし、実際のところ勉強を続けるためにはやる気やモチベーションは特に必要ということもなく、またモチベーションの源泉を探したりモチベーションが上がる方法を模索したりすることに時間や労力を費やすくらいであれば、その時間を使ってコツコツと学習を積んでいった方がかえって良かったりもします。

ここでは、モチベーションに頼らずに素朴に粛々と勉強を続けるための考え方について解説します。

手を動かせばやる気は出てくる、のでまずやる

Section titled “手を動かせばやる気は出てくる、のでまずやる”

手垢のついた話ですが、脳には『作業興奮』という性質があるらしく、身もふたもない言い方をすればやる気はやったら出てきます。

  • やる気があるから、行動する(×)
  • 行動したから、やる気が出る(〇)

勉強を始める前にやる気を感じないこと自体はどうしようもなく、継続的に勉強を続けられる人でもその「やる気の出なさ」は同じように感じています。

実際に勉強が継続できる人間とそうでない人間を分けるのはむしろ、やる気が出ない状態でもとにかく勉強を始めることができるかどうかであるように思います。

テキストを開いて1P眺めてみる、アプリを起動して1問だけ過去問を解いてみるなど、とにかく作業に着手さえしてしまえば脳は自然と勉強モードに切り替わっていきます。

ハードルを極限まで下げて習慣化する

Section titled “ハードルを極限まで下げて習慣化する”

長期間で勉強量を確保するために必要なのは、勉強を始める際の心理的ハードルを極限まで下げることです。そしてそのために必要なことは、逆説的ですが1日の勉強量の目標を極限まで小さく設定することです。

大真面目な話1日5分でも構いません。1日5分だけ勉強することを自分に約束してください。 そして重要なのは、一度始めてしまえば前述の「作業興奮」が働き、結果として5分以上勉強してしまうことが多いという事実です。

もし本当に5分で終わってしまっても問題ありません。 『5分だけ勉強するという自分への約束を守れた』という小さな成功体験を蓄積していくことがより勉強へのハードルを下げます。

既存のルーティンと連結させる

Section titled “既存のルーティンと連結させる”

「いつ勉強するか」を毎日考えて決断するのは、それだけで意志力を消耗します。

有効なのは、既に確立している習慣(ルーティン)に勉強を連結させることです。

  • 通勤電車に乗ったら、スマホで過去問道場を開く
  • 昼休みに弁当を食べている間だけ、テキストを机に置いて眺める
  • お風呂から上がったら、用語を1つ調べる

特定の行動をトリガーにして、自動的に勉強を開始する仕組みを作ります。歯磨きやお風呂と同じように、生活の一部に組み込んでしまうのが長く続けるコツです。

午後問の演習はあえてポモドーロで割る

Section titled “午後問の演習はあえてポモドーロで割る”

高度試験の受験において、もっとも心理的ハードルが高いのが午後問の演習だと思います。ネットワークスペシャリストの午後問題は非常に分量が多く、取り組むこと自体が億劫になりがちです。 正直言って、午後の過去問をきっちりと時間通りに解くなんて言う苦行を難なくこなせるのであれば、特別の対策をするまでもなくその人は問題なく受かるような気がします。

そこでおすすめしたいのが、午後問の演習をあえてポモドーロ・テクニックで区切って実施する方法です。 ポモドーロテクニックは言わずもがな25分間の作業と5分間の休憩を1セットとして繰り返す時間管理術ですが、たとえば午後2試験の120分を5つのポモドーロ(25分*4+20分)に区切って解いてみるのです。

こうすることで、120分の演習時間を確保するのが物理的にも心理的にも難しい場合でも、とりあえず25分だけならやるか、という状態を作り出せます。 筆者の体感としては、『時間通りにきっちりやらないと効果が薄れる』ということもそんなになく、むしろ120分通しでやる場合と違って25分単位で集中が0にリセットされてしまうので、集中が0の状態からもう一度集中を立ち上げる練習になる、という副次的なメリットもある気さえします。

途中で別の作業を挟んだり、あるいは日をまたいだりしても大丈夫です。